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24/12/8 紅葉狩りライド

2024年12月19日 La bici del Cuore

晴天に恵まれた12月8日、2024年最後のデローザライドとなる紅葉狩りライドが行われ、紅葉が美しい立川市の国営昭和記念公園に10台を越えるヴィンテージ・デローザが集合しました。

今回は、西東京市から多摩湖へ続く多摩湖サイクリングロードを通って、東大和のピザ屋さんでランチをした後、昭和記念公園まで行くコースです。

 

 

 

多摩湖サイクリングロードは、総距離約22Kmの自転車・歩行者専用道路で、武蔵野の雑木林の中を延々と直線の道が続きます。ここは、東京都内で最長の直線道路だそうです。

 

 

ランチは、ヴィンテージレーサーの世界観があふれる東大和のピザ店『モダン・ピッツァ・ギャング』です。

本当は、この隣にあるヴィンテージ自転車ショップ、ラーゴ・ヴィチーノに寄ってから行く予定だったのですが、あいにく、ラーゴ・ヴィチーノは臨時休業でした。

 

 

モダン・ピッツァ・ギャングの店頭には、70年代のデローザが飾られていて、ショップサインのロゴもデローザ風です!

 

 

ヴィンテージレーサーの世界観があふれる店内で、さっそく自転車談義が盛り上がります。

 

 

たくさんの種類のピザを注文して、みんなでシェアしました。

 

 

店の前に魅力的なヴィンテージ・デローザがずらりと並びました。

 

 

ランチの後は国営昭和記念公園へ。

広大な昭和記念公園の中は、自転車専用のサイクリングロードが整備されていて、美しい紅葉の中を気持ちよく走ることができます。

 

 

公園内のサイクリングロードの途中にあるイチョウ並木は、すでに葉が散り、一面が黄金色の絨毯のようになっていました。

 

 

黄色いイチョウの落ち葉の上にブルーのデローザが2台。絵になりますね。

 

 

最後に参加者全員で記念写真を撮り、2024年最後のライドは解散となりました。

 

ここからは、参加された皆さんの自転車をご紹介します。

 

 

今回最も年代が古いのは、FTさんのデローザで、1970年代半ばにデローザの工房にオーダーしたスペシャルメイドの車です。

 

 

 

HさんのデローザもFTさんの車と同年代で、同じようなデザインの特徴を持っています。渋いゴールドのフレームが素敵ですね。

 

 

 

IMさんのダークグリーンのデローザは78年製で、シートチューブの両側にフランスとイタリアのマークが入り、トップチューブにはスーパープレステージ・トロフィーのデカールがあります。

 

 

 

MYさんのデローザは81年頃のモデルです。シートチューブの帯はなくなり、ダウンチューブのDE ROSAの文字の間隔が広くなっているのがこの時代の特徴です。

 

 

 

FIさんのデローザは87年頃のサモンターナ・モデル後期型で、ブルーのフレームに白いサドルとバーテープが上品な感じです。

 

 

 

SKさんのデローザは、FIさんの車と同じモデルですが、イエローのパーツを使って、よりイタリアンな印象になっています。

 

 

 

MYさんのデローザは、89年頃のモデルです。

サモンターナ・モデルが終了し、シンプルなデザインになりました。

 

 

 

こちらは、KDさんのチタニオです。90年代半ばにゲヴィス・バランチームに供給していたモデルで、ホイールはディープリムではなく、ノーマルリムの24穴を装着しています。

 

 

 

こちらは初参加のKNさんのデローザです。90年代中頃のモデルで、コンポはCレコ、デルタブレーキを使っています。

 

 

 

こちらはKMさんのヌーヴォクラシコで、95年製です。

集合ステーやケーブル内蔵など、上のKNさんの車と似た特徴がありますが、コンポはエルゴパワーのレコードです。

 

 

 

こちらは初参加のIWさんのネオクラシコです。現代車なのでロゴは新しい字体になっていますが、いかり肩フォークなど、デローザの伝統はしっかり受け継がれています。

デローザ以外で参加された方の自転車もご紹介しましょう。

 

 

 

こちらのSTさんの車は、サノマジックの木製バイクです。フレームやホイールなどがマホガニー材で作られています。

 

 

 

こちらはSTさんの奥様のホルクス。ベージュと茶色でコーディネイトしたこの車も、落ち葉の風景によく似合います。

 

 

 

GYさんは、ピナレロのアルミバイクで参加です。2000年頃の初期型プリンスで、フォークはカーボン製です。

 

 

今回も皆さんの素晴らしい自転車に眼福を得て、また新しい発見がありました。来年もよろしくお願いします。

 

ヴィンテージ・デローザを愛する方、知りたい方、語りたい方は、お気軽にクラブ・デローザ・クラシケへどうぞ。

 

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