24/12/8 紅葉狩りライド
2024-12-19 13:44:50
24/12/8 紅葉狩りライド
晴天に恵まれた12月8日、2024年最後のデローザライドとなる紅葉狩りライドが行われ、紅葉が美しい立川市の国営昭和記念公園に10台を越えるヴィンテージ・デローザが集合しました。
今回は、西東京市から多摩湖へ続く多摩湖サイクリングロードを通って、東大和のピザ屋さんでランチをした後、昭和記念公園まで行くコースです。
多摩湖サイクリングロードは、総距離約22Kmの自転車・歩行者専用道路で、武蔵野の雑木林の中を延々と直線の道が続きます。ここは、東京都内で最長の直線道路だそうです。
ランチは、ヴィンテージレーサーの世界観があふれる東大和のピザ店『モダン・ピッツァ・ギャング』です。
本当は、この隣にあるヴィンテージ自転車ショップ、ラーゴ・ヴィチーノに寄ってから行く予定だったのですが、あいにく、ラーゴ・ヴィチーノは臨時休業でした。
モダン・ピッツァ・ギャングの店頭には、70年代のデローザが飾られていて、ショップサインのロゴもデローザ風です!
ヴィンテージレーサーの世界観があふれる店内で、さっそく自転車談義が盛り上がります。
たくさんの種類のピザを注文して、みんなでシェアしました。
店の前に魅力的なヴィンテージ・デローザがずらりと並びました。
ランチの後は国営昭和記念公園へ。
広大な昭和記念公園の中は、自転車専用のサイクリングロードが整備されていて、美しい紅葉の中を気持ちよく走ることができます。
公園内のサイクリングロードの途中にあるイチョウ並木は、すでに葉が散り、一面が黄金色の絨毯のようになっていました。
黄色いイチョウの落ち葉の上にブルーのデローザが2台。絵になりますね。
最後に参加者全員で記念写真を撮り、2024年最後のライドは解散となりました。
ここからは、参加された皆さんの自転車をご紹介します。
今回最も年代が古いのは、FTさんのデローザで、1970年代半ばにデローザの工房にオーダーしたスペシャルメイドの車です。
HさんのデローザもFTさんの車と同年代で、同じようなデザインの特徴を持っています。渋いゴールドのフレームが素敵ですね。
IMさんのダークグリーンのデローザは78年製で、シートチューブの両側にフランスとイタリアのマークが入り、トップチューブにはスーパープレステージ・トロフィーのデカールがあります。
MYさんのデローザは81年頃のモデルです。シートチューブの帯はなくなり、ダウンチューブのDE ROSAの文字の間隔が広くなっているのがこの時代の特徴です。
FIさんのデローザは87年頃のサモンターナ・モデル後期型で、ブルーのフレームに白いサドルとバーテープが上品な感じです。
SKさんのデローザは、FIさんの車と同じモデルですが、イエローのパーツを使って、よりイタリアンな印象になっています。
MYさんのデローザは、89年頃のモデルです。
サモンターナ・モデルが終了し、シンプルなデザインになりました。
こちらは、KDさんのチタニオです。90年代半ばにゲヴィス・バランチームに供給していたモデルで、ホイールはディープリムではなく、ノーマルリムの24穴を装着しています。
こちらは初参加のKNさんのデローザです。90年代中頃のモデルで、コンポはCレコ、デルタブレーキを使っています。
こちらはKMさんのヌーヴォクラシコで、95年製です。
集合ステーやケーブル内蔵など、上のKNさんの車と似た特徴がありますが、コンポはエルゴパワーのレコードです。
こちらは初参加のIWさんのネオクラシコです。現代車なのでロゴは新しい字体になっていますが、いかり肩フォークなど、デローザの伝統はしっかり受け継がれています。
デローザ以外で参加された方の自転車もご紹介しましょう。
こちらのSTさんの車は、サノマジックの木製バイクです。フレームやホイールなどがマホガニー材で作られています。
こちらはSTさんの奥様のホルクス。ベージュと茶色でコーディネイトしたこの車も、落ち葉の風景によく似合います。
GYさんは、ピナレロのアルミバイクで参加です。2000年頃の初期型プリンスで、フォークはカーボン製です。
今回も皆さんの素晴らしい自転車に眼福を得て、また新しい発見がありました。来年もよろしくお願いします。
ヴィンテージ・デローザを愛する方、知りたい方、語りたい方は、お気軽にクラブ・デローザ・クラシケへどうぞ。
コメント