24/11/10 江戸川ライド
2024-11-22 10:40:00
24/10/20 秋のヴィンテージ•デローザ アーバンライド Part3
駒沢オリンピック公園をスタートし、一旦北上して世田谷区中心部から目黒川にアクセス。
そして目黒川を東京湾の河口まで下り、天王洲アイルの天王洲運河沿いのウッドデッキで楽しくランチ。
ここまでについてはこちらのPart2をご参照ください。
Part2
と言う事でこのPart3では、天王洲アイルから駒沢オリンピック公園の帰路についてご報告します。
⚫︎やはりオシャレに写真撮影
山手通りからモノレール羽田空港線をくぐり、新海岸通りを渡って京浜運河側の天王洲アイルシーフォートへ。
最も水辺に近い京浜運河に面したフォトスポットになる岬の場所。そこで一枚。
天王洲アイルシーフォートの岬からの風景。30年前の開業時には無かった高層マンションは報知新聞の跡地かなと。京浜運河の先には新幹線の引き込み線とレインボーブリッジが見えています。
天王洲アイルシーフォートのウッドデッキで全員集合。この場所は知る限り東京湾内で自転車で行ける最も水辺になる場所の一つかなと。この京浜運河はまた東京のシーバス(スズキ)釣り名所の一つ。
そして天王洲アイルシーフォートから移動して、ちょうど光の良い品川ふ頭橋で恒例の参加車鑑賞および撮影会。
やはりこれだけの車体が並ぶと‘70年代から’90年代の変遷が良くわかります。
品川ふ頭橋に並ぶ各車の写真
1973 De Rosa Strada
フレームのラグ等のディテールが見どころ満載の70年代初期デローザ。
パーツも軽め穴がそこここに空けられ、大変手のかかる細工がなされている。
1981 De Rosa Professional
80年代になるとなで肩フルメッキフォークに限界まで削り込まれたイタリアンカットラグのフレームが特徴。
1987 De Rosa Professional
80年代半ばの世界的に人気のあるロゴにウイング付きの青サモンタナカラー。イタリア本国のデローザ工房で直接オーダーした車体はシートステイまで含めたリア三角メッキ仕様。
1987? De Rosa Professional
綺麗な水色にホワイトロゴのサモンタナカラーが涼しげな印象。
仕上げの良いCレコードも良く似合う。
1979? De Rosa Strada Super Prestige
ダウンチューブロゴにアルカンシェルの小ぶりなウイング付き。深緑に黄色いロゴが渋い一台。こだわりのラージフランジハブと41tレコードインナーが玄人好みの一台。
1978 De Rosa Strada Super Prestige
新車時に横尾双輪館から納車された一台。やはりイタリアのナショナルカラーはこのアズーロの色味かな。
大変素晴らしいコンディション。
1995 De Rosa Nuovo Classico
後ろから走るとメッキエンドが太陽に光り、大変バックシャンな車体。モダンなパーツにも合ってオールラウンドの一台。
1978 COLNAGO Super
各パーツに軽合金スペシャルのFTや、なかなか見えないところにもチタンネジを使い、クロモリスチールながら完成車で8kg台!の軽量スペシャル。
⚫︎京浜運河は林間ルート?海岸線開発と歴史を感じて
各車それぞれの個性を理解、尊重しつつ、全車の鑑賞を終え、京浜運河沿いの遊歩道へ。
走りながら運河沿いを走るモノレールや屋形船を眺めつつ羽田方面へ向かいます。
京浜運河沿いの遊歩道。対岸にはモノレール羽田空港線。前方が羽田空港。
京浜運河を見ながら気持ち良く走ることができました。
八潮団地からは、大変気持ちいい並木道に。
そして大井ふ頭中央海浜公園ではまるでトトロの森の様な森林ルートを経てハゼ釣りメッカの浜辺を過ぎて環七へ。
湾岸道路の交差点で環七を渡り、広い歩道で京浜運河を横断し、首都高羽田線を陸橋で越えて大森ふるさとの浜辺公園で最後の休憩。
⚫︎旧東海道から庶民の町へ
休憩後再スタートして旧東海道へ。
当初は補給食に旧東海道に面した歴史ある和菓子の名店、大黒屋さんで名物海苔大福を考えていたところ、今回はロケハンのみ。
旧東海道から地元民御用達のルートで幹線道路を避けて呑川へアクセス。
池上通りで八王子と立川からの自走組のTさんとKさんは離脱して多摩川へ。
すっかり日も短くなり、立川と八王子からの自走メンバーは池上通りで多摩川方面へ。
残るメンバーには、旧東海道から新メンバー赤いサモンタナフレームのSさんも合流されました。
せっかくだからと、本門寺の五重塔へこれも知る人しか知らない、コンクリート舗装に丸印つきのめぐみ坂へ。
登る直前、“この先インナーロー!”と後続に注意喚起し、42×21で一気にスタンディング。
何年か振り?にチネリ1Rステムが鳴いたところでこちらなんとか完登。
すぐに後続メンバー撮影にカメラを構えると、やはりエロイカサムライ完走のIさんは間もなくシッティングで完登。
その後のメンバーはやはり自転車と身体を労り、押して完登。
メンバーはいきなりのスタンプ坂で驚きながらも、関東に現存する最古の重要文化財指定の五重塔に感動。
五重塔をバックに。ここも桜の名所。
日本で最初にチネリに乗ったと言われるプロレスラー、力道山のお墓はこの五重塔からすぐ。
全員で本門寺境内を散策し、名物の石段を上から眺めてみると、同じ高さに登るあのヒルクライムはキツいよなと。
本門寺の石段を上から。
この日もシニアな方が往復されていました。
プロレスに造詣深いKさんの解説で、本門寺の仁王像のモデルは全盛期のアントニオ猪木だったと言う情報を得て全員で鑑賞。
アントニオ猪木は左手に独鈷杵(金剛杵)を持ったポーズでこの威風堂々として筋骨隆々の体躯のモデルとなったとのこと。
全員で仁王像鑑賞
その後境内からの離脱には五重塔前から下り、またコンクリート舗装の丸スタンプ坂で一気のヒルクライムに。
さすがにこれにはメンバーも辟易していましたが、その後は第二京浜に向けて気持ち良いダウンヒルとなりました。
⚫︎庶民の街から高級住宅街を経てゴール
第二京浜の交差点では自宅が最寄りの最年長参加者だったFさんが離脱。
R1第二京浜にて最年長のFさん帰宅
残るメンバーでまた呑川沿いを遡上し、池上線陸橋をくぐり、中原街道へ。
中原街道でもKさん、初参加のSさん、そして今回の紅一点FMさんも離脱して残りはGYさん、Iさん、当方の3名となりました。
呑川の中原街道で3名を残して他メンバーは帰宅。
その3名で呑川沿いを遡上して目黒線踏切を渡り、日本の理系最高学府、国立東京科学大キャンパス内を縦走。
東急目黒線緑ヶ丘駅前の踏切
つい最近、”東京科学大”となった、日本の理系最高学府、旧国立東京工業大学内を走る。
東京科学大キャンパスをヴィンテージデローザを連ねて通過。
東急東横線都立大学駅を通過し、目黒通りを渡って目黒区八雲の住宅街から自由通りを横断すると、有名な高級マンション、深沢ハウスの前のブルディガラから駒沢オリンピック公園へ帰着。
目黒通りの交差点にて
無事スタートから駒沢オリンピック公園まで完走のGYさん。
天王洲アイルから参加のIさんも帰着。
到着時は15:30。全行程約41kmでした。
完走記念にまた駒沢スタジアム前の階段に3台のクロモリデローザを並べて記念撮影して散会となりました。
⚫︎次回に向けて
今回は、季節も良く、多くのイベント開催に重なり、参加者も限られましたが、おかげ様でなんとか天候にも恵まれ、大きなアクシデントもなく、当初想定の訪問場所も全て訪れる事ができ、想定タイムスケジュールで催行完了できました。ご参加の皆さんお疲れ様でした。ご協力ありがとうございました。
デローザを愛好する皆さんはそれぞれに知的好奇心や感度が高く、様々な歴史や建築物、ランドスケープデザインや音楽等に加えてプロレスに関しても知識を交換することができて大人の休日を楽しむことができました。
次回もまたいろいろトピックのある楽しいルートを考えて、皆さんと気持ち良い一日を過ごしたいと思います。
是非また次回ご参加お待ちしています。
参加車のディテールはこちらのブログご参照ください。
https://ameblo.jp/cicli-la-bellezza/entry-12872310694.html
⚫︎本記事の訪問場所参考情報
天王洲アイルシーフォート
https://www.e-tennoz.com/areaguidance/bldg_seafortsquare.html
大井ふ頭海浜公園スポーツの森
https://seaside-park.jp/park_ooisports/
御菓子処大黒屋訪問記事
https://allabout.co.jp/gm/gc/220128/
池上本門寺五重塔の歴史的•文化的価値について
http://g.kyoto-art.ac.jp/reports/3468/
国立東京科学大学
自身もヴィンテージデローザを所有している、もっと知りたい、語りたいと言う皆さんは是非お仲間になりましょう。
CLUB DE ROSA Classiche Giappone
デローザ仲間が集まるヨコオカフェ
https://www.instagram.com/yokoo_cafe?
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