24/11/10 江戸川ライド
2024-11-22 10:40:00
24/11/10 江戸川ライド
11月10日(日)、DE ROSA 江戸川ライドが行われました。今回は、葛飾区の水元公園から江戸川堤防のサイクリングロードを走る約30Kmのライドです。
日差しがなく、師走並みの肌寒さとなった東京ですが、心配された雨にも降られず、今回も、参加した皆さんの熱いデローザ愛で大いに盛り上がりました。
朝8時半、新メンバー3名を含む14名の参加者が水元公園の駐車場に集合しました。スタート前、ご自慢のデローザといっしょに記念撮影です。
今回のコースは江戸川サイクリングロードを通って、埼玉県三郷市の『みさとの風ひろば』までの往復です。空はどんよりと曇っていて、行きは肌寒い向かい風でしたが、帰りは走りやすい追い風でした。
水元公園近くの達磨堂というおしゃれな古民家カフェでランチ。人気のお店なので、11:00の開店と同時に予約入店しました。まわりの席もすぐに満席です。
ピザやスイーツのセットを食べながら約2時間、自転車談義に花が咲きました。
ランチの後は、また水元公園に戻って、恒例のデローザ鑑賞会です。
デローザ鑑賞会では、公園のベンチ前でひとりずつ自分の愛車を紹介していきます。ほかのメンバーも興味津々で、大いに盛り上がりました。皆さんのデローザ愛があふれ出す時間です。
それでは今回参加した皆さんの愛車を年代別にご紹介します。
こちらは、クラブ・デローザ・クラシケ主宰者のTさんのデローザです。
1974年製で、DE ROSAの文字が少し小さく、ハートのヘッドマークが初期のデザインです。
これはFTさんのデローザで、1970年代半ばの車です。
イタリアのデローザ工房にオーダーしたスペシャルモデルで、アウター留めやワイヤーリードなどにオリジナル工作が施されています。ハートのヘッドマークは、輪郭が太い2代目のデザインです。
こちらは静岡から初参加のWさんのデローザで、1977~78年の車です。
この時代まではトップチューブのアウター留めがバンド締めでした。ハートのヘッドマークが3代目のデザインになりました。
こちらも初参加のSHさんのデローザで、1980年頃の車です。
オールメッキのフォークで、アウター留めやフロントディレイラーが直付けになっているのが80年代の特徴です。ヘッドマークも、ハートの下に菱形のアルカンシエルが付いたデザインに変わりました。
こちらも初参加のSKさんのデローザです。
上のSHさんの車とよく似ていますね。フォークがなで肩に変わっており、1983年頃の車だと推定されます。
こちらのHさんのオリーブ色のデローザは、上のSKさんと同じ時代のフレームで、色違いのものです。
この時代はトップチューブにスーパープレスティージ・トロフィーのエンブレムデカールが付いています。
こちらのGKさんのデローザは、80年代前半のサモンターナ・モデルです。
80年代にデローザがプロのサモンターナチームに機材供給していたことから、この通称で呼ばれています。カラフルなウィング柄が入り、ヘッドマークも新しくなっています。
FSさんのデローザは、1985年製のサモンターナ・モデル後期型です。
後期型になるとトップチューブにもDE ROSAの文字が入ります。コンポはCレコの時代に入ります。
FIさんのデローザもサモンターナ・モデル後期型で1987年頃の車です。
鮮やかなブルーのフレームはサモンターナチームに供給されていたのと同じデザインで、今でも大変人気があります。
MYさんのデローザは1989年頃の車です。
フレームのデザインがシンプルになり、いかり肩の塗装フォークが復活するなど、70年代スタイルへの回帰が見られます。ヘッドマークも1980年頃のデザインに戻りました。
Kさんのデローザ・ヌーヴォクラシコは1995年製です。
この時代になると、カンパのエルゴパワーが標準装備になっています。
こちらはSTさんのデローザ・ヌーヴォクラシコです。
2012〜13年頃の車ですが、メッキラグや60年代のヘッドマークなどを使った復刻版モデルです。現代パーツを使いながら、うまくヴィンテージ感を出しています。
では、デローザ以外の自転車で参加された方もご紹介します。
GYさんは90年代半ばのカレラで参加です。
クラウディオ・キャプッチが活躍していた時代のモデルですね。迷彩柄のコルク製バーテープが、あの時代の雰囲気を醸し出しています。
STさんの奥様は昨年使ったホルクスで参加です。
ベージュのフレームとサドル、茶色の革バーテープとフロントバッグのカラーコーディネイトがすごく上品で、おしゃれです。
新メンバーも加わり、今回も皆さんのデローザ❤️愛があふれる楽しいライドになりました。
ヴィンテージ・デローザを愛する方、知りたい方、語りたい方、ぜひ、クラブ・デローザ・クラシケへどうぞ。
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